ITエンジニアになりたいけど、
どのプログラミングスクールを選べば
最短で転職できるのかと悩んだことはありませんか?

あるいは、

「プログラミングスクールが多すぎて、どれが自分に合っているのかわからない」
「できるだけ安いプログラミングスクールで学習したい」
「挫折しないように通学できるプログラミングスクールを選びたい」
「エンジニア未経験だけど、なるべく自社開発企業に転職する可能性を上げたい」
「転職じゃなくて純粋にプログラミングのスキルを向上させたい」

と考える人もいるかもしれません。

プログラミングスクールの選び方を間違えると、
途中で挫折してしまったり、無駄に費用がかかってしまったり、
思うような企業に転職できなかったりしてしまうんです。

この記事では、なるべくみなさんがプログラミングスクール選びに迷ったり、
失敗したりすることがないように、目的別に厳選したオススメの
プログラミングスクールを紹介しています。

プログラミングスクールの選び方のコツとは?【目的別に選んでみる】

結論からいうと、自分に合ったプログラミングスクールの選び方のコツは、

  • 自分の目的を明確化する
  • 自分なりの判断基準をあらかじめ用意しておく
  • プログラミングスクールの実績を確認する
  • Twitterなどでその評判や口コミを確認する
  • 実際に無料体験、無料カウンセリングに参加して確認する

の5つです。

以下で、1つずつ解説していきます。

1.自分の目的を明確化する

プログラミングスクールを選ぶ人の目的としては、

  • エンジニア未経験からなるべく良い会社へ転職する
  • なるべく費用をかけずにエンジニアに転職する
  • プログラミングを学んで、フリーランスになる
  • 効率よくプログラミングのスキルをアップさせる

などがあるかと思います。

このように、目的が異なれば当然プログラミングスクールの選び方も変わってきます。
ですので、まずは自分がプログラミングスクールを選ぶ目的をはっきりさせておく必要があります。

2.自分なりの判断基準をあらかじめ用意しておく

プログラミングスクールを選ぶ目的がはっきりしたら、
それに求める条件や判断基準をあらかじめ考えておきます。

例えば、

  • 目的(就職目的か、学習目的か)
  • 費用(無料か有料か)
  • 学習形式(オンラインかオフラインか、個別指導か講義形式か)
  • 学習時間(平日か土日夜間か)
  • 講師の質
  • カリキュラムの質
  • 転職成功率
  • 転職先企業への転職割合

などの基準が考えられます。

この条件や判断基準が曖昧なままだと、この次の段階でプログラミングスクールを選ぶ際に
どのプログラミングスクールも良い気がして、どれが自分に合っているのかわからなくなってしまいます。

ですが、あまり細かい条件を出しても、
それらの条件をすべて満たすプログラミングスクールが存在しなかったり、
目的から逆算するとその条件ではない方が良いこともあります。

例えば、オンラインだと自分のペースで進められるものの、怠けてしまう、
モチベーションが維持しづらいなどの問題が発生することがあります。

転職ではなく、学習目的の人が無料プログラミングスクールを選んでも
学びたい内容とは異なっていたり、不必要に転職先を紹介されてしまいます。

また、なるべく自社開発企業に転職したい場合は無料プログラミングスクールを選んでしまうと
紹介数が少ない、未経験からの転職がまず無理ということがあります。

そもそも、未経験からのエンジニア転職が難しい30歳以上の人は、
無料プログラミングスクールへ入れないことが多いです。

このように、プログラミングスクールの条件を出しても、
場合によっては妥協が必要になりますので、
あくまでもスクール選びの参考にするのが良いでしょう。

3.プログラミングスクールの実績を確認する

プログラミングスクールによっては、就職先の実績を公表しているしているところがあります。
それは具体的な会社名だったり、卒業生に占める自社開発企業への就職割合だったりします。

また、具体的な会社名や就職先の割合ではないものの、
エンジニア転職を実現した人数転職成功率を公表しているところもあります。

特に転職目的でプログラミングスクールを選ぶ場合は、
これらの情報が重要な判断材料となりますので、
しっかり公表されているどうかを確認する必要があります。

4.Twitterなどでその評判や口コミを確認する

もし、良さそうなプログラミングスクールを見つけたら、
なるべく実際にそのスクールで学習した人の意見を聞くことも重要です。

Twitterなどでそのプログラミングスクール名を検索してみれば、
実際にスクールで学習した人の評判や口コミを確認できます。

なぜTwitterで確認するのかというと、
プログラミングスクールのサイトやその他のブログでは、
それらに都合の良い評判や口コミが掲載されていることがあり、
できるだけネガティブな情報も含めて判断した方が後悔することが少なくなるからです。

ただ、そのスクールに満足した人は特にそのスクールについて言及しないものの、
何か不満があった人は大々的にその不満を表明する傾向がありますので、注意が必要です。

また、その人には合わなかっただけということもありますので、
これらの評判や口コミも参考程度にとどめ、
実際に無料体験や無料カウンセリングに参加して、
直接自分の不明点や気になるところを確認してみる
ことが重要です。

5.実際に無料体験、無料カウンセリングに参加して確認する

いくつかよさそうプログラミングスクールをピックアップして、その評判や口コミを確認し、
気になるスクールが見つかったら、実際に無料体験や無料カウンセリングに参加してみましょう。

他の人が良いといったからといっても自分に合わないこともありますし、
他の人が良くないと言っていたとしても、自分には合っているということもありえます。

オススメなのは、気になるスクールすべての無料体験に参加することです。
特にプログラミングスクールは高額のものも多いですので、
あらかじめ確認して納得した上で学習を始めるようにしないと、
後で自分に合わなかったことに気づいて、後悔することになってしまいます。

ですので、プログラミングスクールを選ぶ際には、
必ず無料体験や無料カウンセリングに参加するようにしましょう。

目的別のプログラミングスクールの選び方

ここでは、目的別にオススメのプログラミングスクールを紹介していますので、
参考にしてみてください。

1.エンジニア未経験からなるべく良い会社へ転職する

エンジニア未経験から自社開発企業への転職を狙っている人や、
エンジニア転職するためにある程度の資金を用意できる人は、
有料のスクールを選んだ方が良いでしょう。

というのも、無料のプログラミングスクールも転職先を紹介してくれますが、
ほとんどがSES企業と呼ばれるエンジニアを派遣する会社で、
自社で開発している企業ではありません。

以下の記事で、SES会社のメリットとデメリットについて詳しく解説しています。

記事:SES会社に転職するメリットとデメリットとは?【案件決めるコツ】

ここでは詳しく述べませんが、エンジニアとしてスキルアップして
収入を上げていきたいのなら、できるだけ自社開発企業を選ぶ
ことをオススメします。

ただ、エンジニア未経験から自社開発企業に就職するのはかなり大変です。

求人数が多くない上に、即戦力となる人材を求めており、
他の会社からの転職を狙う現役エンジニアもいるからです。

ですが、未経験でも受け入れてくれる自社開発企業も存在しており、
そんな会社への転職率が高いのがTECH::EXPERTです。

TECH::EXPERT

TECH::EXPERTは、未経験者のエンジニア転職先割合を公開しており、
それによると自社サービス開発企業の転職割合が61.3%
他企業から開発を受託して自社で開発する受託開発企業への転職割合が
25.5%
となっており、そのほとんどが正社員です。

SES企業への転職も13.2%ありますが、かなり少ないといえます。

このように、未経験からでも自社開発企業への転職割合が大きい
プログラミングスクールを選んでおけば、
より良い企業に転職する可能性を高くすることができます。

ですが、このようにレベルの高い企業へと転職できるということは、
当然カリキュラムもそれに対応してつくられているということですので、
相当気合を入れて学習していかなければならないのはいうまでもありません。

TECH::EXPERTにご興味がある方は、以下から詳細の確認、申込みができます。

DIVE IN CODE

もし、あなたが30代以上で未経験からエンジニアへの転職を考えている場合は、
DIVE IN CODEというプログラミングスクールもオススメです。

30代以上で未経験だとエンジニア転職が一気に難しくなるのですが、
その中でもDIVE IN CODEの「Webエンジニアコース就職達成プログラム」では
30代以上でも未経験からWebエンジニアへの転職を実現してきた実績があります。

期間はフルタイムが4ヶ月パートタイムが10ヶ月となっており、
パートタイムだと平日夜と土日で学べますので、現在在職中の方でも学習することができます

また、期間が長くなると料金が高くなるスクールも存在しますが、
DIVE IN CODEの「Webエンジニアコース就職達成プログラム」なら
10ヶ月のパートタイムでも入学金、受講料は変わりません

パートタイムの場合はオンライン受講も可能で、東京校に通えなくても問題ありません。

DIVE IN CODEにご興味がある方は、以下から詳細の確認、申込みができます。

CodeCampGATE

もう少し短期間でかつPHPをメインで学習したい人には、CodeCampGATEがオススメです。

CodeCampGATEはオンライン完結のプログラミングスクールですが、
現役エンジニア講師による手厚いマンツーマンレッスンが受けられ、
実務レベルのチーム開発が経験できる実践的なカリキュラムが特徴です。

ただ、転職保証しているわけではないのに、30歳未満対象と年齢制限があるのが残念なところです。

CodeCampGATEにご興味がある方は、以下から詳細の確認、申込みができます。

2.なるべく費用をかけずにエンジニアに転職する

なるべく費用が掛けずにエンジニアへの転職をしたい人は、
無料プログラミングスクールを利用するのも手です。

無料プログラミングスクールは、主に転職サービスを行う会社が、
受講生を企業に紹介することで受け取る紹介料で運営しています。

そのため、受講生はお金を支払う必要はないのですが、
企業からの紹介料を受け取れないと赤字になってしまうため、
受講生は紹介された企業に就職する必要があることがあります。

それらの企業はほとんどが前述のSES企業で、
中には自社開発企業もありますが、未経験からの転職はまず無理で、
内定をすべて辞退すると違約金が発生することもあります。

もし、SES企業で企業への転職がどうしても嫌な場合は
前述の有料プログラミングスクールをオススメします。

ですが、私もSES会社に入社してスキルアップし、最終的にフリーランスになりましたし、
SES会社がすべてブラックだったり、スキルアップができないわけではありません

また、スクールを途中で辞めても違約金が全く発生しなかったり、
数多くの企業案件を紹介してくれ、内定をもらった複数企業から選べる
無料プログラミングスクールもあります。

ですので、どうしてもお金をかけずにエンジニア転職したいと考えている場合は、
無料プログラミングスクールを使うというのも有効
です。

ただ、無料プログラミングスクールは転職の可能性を上げる関係上、
年齢制限があり、通学が義務づけられている場合もあります。

そのため、年齢や地理的な問題で無料プログラミングスクールを利用できない場合は、
有料のプログラミングスクールを利用するか、独学での転職を目指すことになります。

プログラマカレッジ

無料プログラミングスクールの中でも最もオススメなのは、
ProEngineer(プロエンジニア)という転職サービスを行う会社が運営する
プログラマカレッジ」というプログラミングスクールです。

※ちなみに同じ会社が運営する「エンジニアカレッジ」という
 インフラエンジニアを目指す人向けの無料スクールもあります。

プログラマカレッジであれば、完全無料でプログラミングを学習でき、
求人数が3500件(800社以上)と多く、正社員就職率が96.2%と高いのが特徴です。

また、途中でやめてしまっても料金がかかることはありません。

期間が3ヶ月の平日5日間コース週3夜間コース、1ヶ月の個別研修コースがあります。

ただ、教室が東京だけで定員が埋まりやすく、、
30歳より年齢が高くなると職歴、学歴が問われます。

プログラマカレッジにご興味がある方は、以下から詳細の確認、申込みができます。

GEEK JOB

それ以外の無料プログラミングスクールとしては、
GEEK JOB(ギークジョブ) 未経験プログラマー 転職支援コース」がオススメです。

こちらも基本的には完全無料のプログラミングスクールですが、
入校後に辞める場合は違約金が発生することがありますので注意が必要です。

ただ、紹介された企業に就職すれば違約金が発生することはありません。

GEEK JOBの未経験求人社数も500社と多く、
未経験からエンジニア正社員への転職率が97.8%と非常に高くなっています。

通学個別指導で言語はPHPJavaRubyが選べ、
就業中でも通学できるように調整できますが、
会場が東京の2箇所なのが難点です。

GEEK JOBにご興味がある方は、以下から詳細の確認、申込みができます。

3.プログラミングを学んで、フリーランスになる

プログラミングスクールでスキルを身につけ、
フリーランスとして働きたい方もいるかもしれません。

ですが、基本的には、エンジニアの実務未経験でフリーランスになることはオススメしません

というのも、客先常駐やリモートワークを含む
ほぼすべてのフリーランスエンジニア向け案件は、
実務経験が最低1年以上要求されるからです。

また、クラウドワークスやランサーズなどで企業から直接案件を受注する手もありますが、
参入障壁が低くライバルが多いので、単価が低くなりがちです。

ある程度の単価の案件は、実務経験者が参入してくることもあります。

ですので、フリーランスエンジニアになりたい場合は、
一旦自社開発企業などに入って1年から2年の実務経験を積むことをオススメします。

ただ、年齢的にエンジニアとしての実務経験を積むのが難しかったり、
最初は副業程度でいいので、うまく行ったらそちらをメインにしたいと考えている人もいると思います。

そのような方にオススメなのは、ワードプレスを使いこなすスキルを身につけるという方法です。

というのも、ワードプレスで企業向けのコーポレートサイトをつくる案件であれば、
それほど難易度は高くなく、案件もある程度継続的に発生します。

いまコーポレートサイトなど自社のサイトを持っていない会社が潜在的な顧客となるわけです。

そこそこ単価もありますので実務経験者も参入してきますが、
最初は安くても良いので受注して実績をつくれば、
その実績を元にクライアントにアピールすることができます。

エンジニアとしての実務経験がなくても、
自社サイトの作成を安く外注したい会社は必ず存在しますので、
最初の何件かは格安か、あるいは無料などで受注することで実績を積めます。

数をこなすことによって、実務未経験でも結構な金額を稼ぐことができるかもしれません。

ただ、この安く受注する方法は新規参入者がよく使う手ですので、
ある程度実績を積んだ後はうまく差別化して単価を上げないと、稼ぐのが難しくなってしまいます

TechAcademy

このようなワードプレス案件をこなせるスキルを身につけられる
プログラミングスクールのコースとしては、 TechAcademy
WordPressコース」か「Webデザイン+WordPressセット」がオススメです。

この「WordPressコース」は自社サイトを外注費を掛けずに作りたい人も対象となっており、
架空の企業サイトをゼロからつくることも学べます。

そのコースで企業サイトをつくれるようになれば、
自社サイト作成の外注案件を受注できる可能性が高まります

また、「Webデザイン+WordPressセット」は
「Webデザインコース」と「WordPressコース」がセットになったもので、
それぞれを別々に受講するよりも、社会人プランで60,000円安くなります

「Webデザインコース」でサイトデザインのスキルも身につけることによって、
より企業側に訴求できる企業サイトを作成できるようになります。

これらのコースの金額はそこそこしますが、
それがかえって実務未経験フリーランスと差別化することができます。

TechAcademyの「WordPressコース」「Webデザイン+WordPressセット」にご興味がある方は、
以下のリンクから詳細の確認と申し込みができます。

4.効率よくプログラミングのスキルをアップさせる

基礎的な知識や技術を身につけるのであれば、
まずは無料や格安で使えるProgateやドットインストールなどの
プログラミング学習サイトで学習する
のがよいでしょう。

というのも、時間に余裕があるのに基礎的な内容をプログラミングスクールで
学習するのは非常にコストパフォーマンスが悪いからです。

その上で、これらの学習サイトでは学べないより深い内容について学習したい場合や、
現役エンジニアに分からない事を確認しながら学習を進めたい場合は、
様々なコースを選択できるプログラミングスクールを利用するのが効率的です。

TechAcademy

そのようなプログラミングスクールとしては、
数多くのコースから学習する内容を選べ、
セット割ウケ放題先行申込での割引などがある
TechAcademyがオススメです。

TechAcademyにご興味がある方は、以下のリンクから詳細の確認と申し込みができます。

最後に

いかがだったでしょうか?

プログラミングスクールを選ぶといっても、
目的ごとに選び方が違うことがお分かりいただけたかと思います。

どのプログラミングスクールを選ぶとしても、
自分に合っているかは実際に試してみないとわかりません

ほとんどのプログラミングスクールには、
無料体験無料カウンセリングの場が用意されていますので、
気になるスクールがあるのなら、それらをいくつか受けてみることをオススメします。

その上で、自分に合わなそうであれば、そのスクールに申し込まなくても問題ありません。

ですので、どのプログラミングスクールを選ぶべきか迷われている方は、
まずは無料体験で実際の学習形式や雰囲気などを確認したり、
無料カウンセリングでわからないところや気になるところを質問してみる
とよいでしょう。

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